実際に「男心と秋の空」という風にいわれる事もある。
男と言わず、女と言わず、人の心は、コロコロ変わるのが恒(つね)。
男にとっては「女心」が
reenex價錢、女にとっては「男心」が
コロコロ変わる不確かなモノといったものに映る、といったところだろうか。
今日の空はまさにそのような天気だった。
秋晴れから、一転、俄(にわか) にかき曇りて驟雨(しゅうう)来たる、
という感じの一日でもあった。
近くの公園で「地域・いち」なるものが催されていた。
これは、一つの収穫祭のようなもので
康泰領隊、年に一度、開かれている催しらしい。
季節の名称となっている「秋」は、当然ながら日本語で「アキ」と発音する。
この「アキ」はもともと収穫を意味する言葉。
「麦秋」という表現がある。
これは季節の「秋」とは関係がない6月頃の事。
麦が穫れる時期、すなわち「麦の収穫(=アキ)の季節」という意味で「麦秋」となる。
そしてこの「アキ」は、「あきない」という言葉とも関連する。
「商い」の字を宛て
網頁宣傳、商売を意味する言葉。
「あきなう」の「なう」は「行なう」を表現する言葉で、
「アキを行なう」、すなわち、「収穫を行なう」ということになる。
実ったモノを「商い」する、という意味。
大昔に行なわれていた「地域・いち」に類するものが商いの場の出発点と言える。
また、お店などに「春夏冬、二升五合」という額が掛けられている事がある。
これは「あきない、ますますはんじょう」と読む。
「春夏冬」で、秋がないので「あきない」。
升が二つで「ますます」。
そして、「五合」は一升の半分で「はんじょう」。
すなわち「商い、ますます繁盛」。「験(ゲン)担ぎ」といったところだろうか。